僕らのミライへ逆回転と安楽椅子探偵

久々に、公開中の映画の紹介。
僕らのミライへ逆回転
原題は「BE KIND REWIND」
11日から始まったばかりの映画で、まだCMも流れている。


ビデオショップの店長が留守をするので、
一週間ほど店を預かる生真面目な店員。
ところが、ちょっと変な店員の親友が事故で磁気を帯びて、
そのせいで店のビデオの中身がすべて消えてしまう。
それでも借りに来る近所の客の注文は「ゴーストバスターズ」。
店員は苦肉の策で自分たちで撮ろうと思って親友を誘い、
自作自演で撮影して貸し出すと、それが大人気になるが……


コメディ全開の作品。はじまってから、中盤すぎまでは特にそう。
ただ、80年代以前の古い映画を知っている人は楽しめるが、
未見の方にはただテンションが高いだけと見えるかもしれない。
しかし、後半からラストにかけての展開は良かった。
特にラストは、じーんとくる。


アメリカ映画であり、設定も自分とは全く関係ないが、なぜか懐かしく感じた。
古い映画のせいかと思ったが、
店員とその親友のほとんど馬鹿馬鹿しい掛け合いの雰囲気が
若い頃の自分や友人たちとのそれとだぶったのかもしれない。
人によっては、どこが面白いのと言うかも知れないが、
自分はとても楽しめた。


主演の変な親友がジャック・ブラック
生真面目な店員役にモス・デフ
店長がダニー・グローバー
それにシガニー・ウィーバー
あと、ミア・ファローがとても良かった。



もうひとつ、昨日の深夜は安楽椅子探偵」解答編が放映された。
全然、当たってない。いや、かすりもしてない。
うーん、難しいな〜。