俺たちの勲章 雨に消えた…

先日、カラオケに行ったことは書いたが、
その時に中村雅俊さんの歌を歌い、
夫人の五十嵐淳子さんの話題が出た。
そして、昨日のブログに雨のことを書いていて
このドラマが思い出された。

『相棒』のようなバディ刑事物の先駆である
『俺たちの勲章』は故松田優作様が出ていたことで、
（ちなみに水谷豊さん二度もゲスト出演）
大、大、大好きなドラマでいくらでも書くことはある。
まあ、それぞれが名作ばかり。
しかしいちいち語っていると収拾が付かなくなるので、
その中の一話「雨に消えた…」に絞る。他はまた後ほど。

巷では「海を撃った日」が一番人気があるようだが
この「雨に消えた…」はマイベスト。
この回に、五十嵐さんがゲスト出演して
中村さんと結ばれるきっかけになったことは、巷間、よく知られている。
（ちなみに中村さんの役名は五十嵐刑事。縁があるんですね）
ただ、そういう話題を抜きにして、この回のシナリオは特に秀逸。
途中、結構ドンデン返しがあり、引っ張られ、
さらにラストのあまりに哀しい結末は忘れられない。

ドラマの中でも、
中村さんが五十嵐さん（滅茶苦茶綺麗）に、ぽーとなる設定なのに対し
優作様は嫌われ役に徹して事件を追求する。
これ以上書くとネタバレになるのでやめるが
最後に優作様が思い切りぶち切れたシーンは、はっきり覚えているし、
リアルタイムで見た時以来、オープニングの雨傘は頭に焼き付いている。
放送終了後は
「女の人って…」「世の中って…」「お金って…」「悪い奴って…」
としばらく考えていた覚えがある。

ＤＶＤになっているようですので、一度ご覧下さい。
ちなみに「雨に消えた…」はVOL.5に入ってます。
他の作品もみな面白いですよ。

と書いてるうちに、自分も見たくなってきた。

「俺、デカしかできないんですよ」（だっけ）