刑事コロンボ

昨日はデュー警部（Inspector Dew）だったので、階級つながりで
今日は刑事コロンボ（Lieutenantだから、警部補）。

これまた、メジャー過ぎると連日のお叱りを受けるかもしれないが、
やっぱり、絶対に書いておきたかった。
先に述べた黄金の日々三部作の集大成でもあり、
世界で最も人気がある長寿ドラマの一つであり、
かつ日本でも高い人気をいまだに誇る作品であり、
倒叙ミステリを語る際、本作を使わずに説明するのを聞いたことがなく、
その質の高さゆえ、再見、再再見、何度見ても楽しめるドラマであり、
そしてフィクション映像史上でも、屈指の有名キャラクターを主役に持つ。
こんなドラマ他に知りません。

最近の若い人の中には、
名前は知ってるがとか、
数作しか見たこと無いとかいう、
恐ろしくもったいないことを平気で言う人が、ぼつぼつ、出てきている。
ほんと、それは損。

そんな中、昨年末くらいからデアゴスティーニの出している
DVDコレクションを買っていって、
そのたびに作品を見返すことになるのだが、
このシリーズはかなりお得だと思う。
DVDであり、ノーカット、もちろん吹き替えも入っている。
そしてムック的についてくる冊子がとても面白い。
その巻の大まかな筋書きや、ちょっとした台詞、
撮影エピソード、ピーター・フォークのバイオグラフィ、
他キャストやスタッフの紹介など盛りだくさん。

懐かしむ人はもちろん、初めて見る方も、これで鑑賞していけばと思う。
ちなみにバックナンバーも購入できるようだ。
現在は第13巻『ロンドンの傘』まで来ている。

『刑事コロンボ』に関しては、世の中には、ファンが大変多くて、
それだけ知識も研究も半端無い方々が、数多くおられる。
以前紹介した、武藤さんもそうだし、そのお仲間にはすごい人が目白押し。

ですので、わたしがしゃしゃって、言うべきことも無いが、
一言言うと
「こんな作品を書けたらな〜」
ただ、もうそれだけ。