メランコリー・夏

だんだん、このブログがゴルゴ13鑑賞日記になっていく……
と自分でも思うくらいに
金曜の夜だけ、やたら書いている。


と言いながらも本日の「メランコリー・夏(サマー)」(もう20話なんだ)。
内容に少し変更があったような気がするが、
(大家さんがアパートを売るから、出てくれなんてシーン、原作にあったかな)
しかし、これは、コミックで読むよりも
ある意味で、胸に迫ってきた。


迫害され続けながら、六年間待ち続けた愛がやっと実ろうとした時、
新婚旅行の期間によって、それを察知したゴルゴ13に
幸せをすべて木っ端微塵にされてしまうステラがあまりにも哀しい。


標的の男(ステラの愛する夫)の最期の言葉を
スコープを通して読み取るゴルゴ。
そしてラスト、何も知らず夫を待ちわびるステラの前を
無言で歩いていくゴルゴ。
良かったです。


来週は「ガリンペイロ」。ゴルゴ13 (49) (SPコミックス)
これは、今週とはうってかわって、
アマゾンを舞台にしたスケールのでかい大アクション劇。
ワンマンアーミーもののひとつであると同時に、
報酬のわりに、ものすごい装備を用意して、
ゴルゴがかなり赤字になったと思われる話のひとつでもある。
確かに、いいチョイス。


「ス……テ……ラ」