傍聞(かたえぎ)き

先日、長岡弘樹さんが日本推理作家協会賞の短編部門を受賞された。
直接の面識はないのですが、小説推理新人賞の先輩であるだけでなく、
双葉社「小説推理」誌上で本作を読んでいて、
「ああ、上手い!」
と思っていた作品だけに感慨がありました。
(え、何? 賞貰ってから言うなって。いえ、いえ、編集者さんに言ってました)


夫に先立たれた女性刑事と娘の交流を中心にして、
隣家で起きた窃盗事件から……


とても上手く伏線が張られていて、唸ってしまう。
と、同時にとても読後感の良い話です。


長岡さん、おめでとうございます。