天璋院篤姫展

免許証更新のついでに、江戸東京博物館へ行く。
平日の午前中ゆえ空いていると予想したら、案の定、常設展示はがらがら。
そこでやっていた「家康・吉宗・家達〜転換期の徳川家〜」を見る。
なかなかに面白い。特に十六代当主、徳川家達の資料は興味深かった。


その後、1Fの企画展示「天璋院篤姫展」へ回ったが、ここはすごい人出。
展示場にずっと二、三列の縦隊が続いている。テレビの影響は大きいようだ。
一瞬、気分がなえかけたが、チケットを無駄にしてはいかんと行列に加わる。
篤姫の一生をたどるように時々の資料が並んでいて飽きない。
特に江戸攻撃に向かう官軍隊長に宛てた書簡からは、
徳川家存続を訴える必死の思いが伝わってきた。


行列を作ってぞろぞろと進んでいると、自然に前後の人と仲良くなる。
島津斉彬の写真の前で「高橋英樹」、阿部正弘で「草刈正雄」と
解説してくれた後ろのおばあちゃん、どうもありがとうございました。
かく言う自分も、昨年編集者の方から
篤姫宮崎あおいで、和宮堀北真希」とキャストを聞いた瞬間、
ケータイ刑事が嫁姑ですね」と答えていた。



やっぱり、テレビの影響って、でかいな。