行田市文学講座第三回

昨日は二カ月ぶりに行田市での文学講座だった。
川上弘美さんの作品について講座だったが、
いつもより受講生の方が多かった。
大変ありがたいことであるが、ちょっと緊張する。


講座終了後、熊谷の名物飲み屋「甲子園」にて
行田市の方で小説仲間でもあるTさん、Tさんの同僚のOさん、
そして講座の際に大変お世話になっているAさんと飲み会。
店長さんの威勢の良さに元気をもらった。


その時、初対面のOさんから、
木下航志さんのことを聞かせていただいた。
木下さん(きしたさんとお読みするらしい)は
生後間もなく失明された全盲のミュージシャンで
「和製スティーヴィー・ワンダー」と称される
鹿児島出身のまだ二十一才の方。


数年前、木下さんのことをテレビ番組で知ったOさんは
その音楽と人生に感銘を受けて、木下さんのもとを訪れ、
以来、木下さんは毎年行田市でコンサートを開いているとのこと。


人と人との出会いの素晴らしさに感動した。
木下さんのHPはここです。


とても楽しく、気持ちの良い一日だった。