イニシエーション・ラブ
言わずと知れた乾くるみさんの傑作恋愛ミステリ。
何を今頃、書いてるんじゃと言われそうだが、
帰省中に実家の本棚で発見、
その途端に読んだときの震えを思い出したもので。
まだデビューする前、新幹線車内で読んだ。
ネタバレはできないから、読後のことを書く。
まず読了直後、「で?」
しばらく考えて「あれ」
やがて頭の中にふつふつと沸き上がるものに「あっ」
瞬間、汗がどっと出た。
その後は、ページを何度も何度もめくり返した。
時々、「ああ」「おお」とかつぶやきながら。
隣に座った人の冷たい視線をいまだに覚えている。
今日、帰京の新幹線内で再読。
やっぱり、声が出てしまう。
新発見もあって、ひたすら感嘆。
未読の方は、これから読む楽しみがある分、羨ましい。
プラチナ本。。。