『スーパー編集長のシステム小説術』
元『小説新潮』編集長、
校條剛(めんじょう・つよし)先生が
ポプラ社より、小説の書き方本を出版されました。
サブタイトルは「才能なんていらない!」
勇気づけられます。
校條先生は、『小説新潮』で三十年近く編集者をつとめ、
その後は新書に携わり、あの大ヒット本『国家の品格』を手がけられた方。
その一方で、小説教室や大学で創作術を教えてこられました。
個人的には、小説推理新人賞を受賞したのは
先生の小説教室に通っている時のことでした。
当時、色々とご指導いただいたのはもちろん、
現在はパブリッシング・リンクに在籍されておられ、
『事故』の配信など、今もお世話になっています。
さて、この本ですが
エンターテインメント小説の書き方が
大変にきめ細かく書かれています。
例として引用される作品の作者も、
今は亡き大家から、最先端で活躍中の方まで多士済々。
具体的創作術からは、得られる物が多いでしょう。
こちらに紹介のページもあります。
発売と同時に一気に売れて、品薄になっているようです。
嬉しいやら、羨ましいやら……