『小説推理』11月号に掲載されました

小説推理 2008年 11月号 [雑誌]
本日発売の『小説推理』11月号(双葉社)に、
新シリーズの第一弾、『逆さ銀杏』が掲載されました。
幕末の混乱した世情の中、本所に続いて、
今度は麻布七不思議にまつわる怪事件を
主人公が解き明かす時代ミステリーです。
前作『消えずの行灯 本所七不思議捕物帖』から、
時代も少し下り、もちろん主人公も別人になっています。


タイトルになっている『逆さ銀杏』は、
麻布善福寺内にある大銀杏の異称で、
火災などで当時よりかなり小さくなったようですが
現在も残っています。
大きな銀杏の枝が下に向かってのびていて、
まるで逆さまにしたように見えるということから
その異称がつけられました。
その木の下で……
あとは、どうぞ本編をお読みいただければと思います。


前作の本所七不思議に比べて
麻布七不思議はあまり知られていない感があります。
ひとりでも多くの人に読んで頂いて、
ひとりでも多くの人に知ってもらえればと思います。


そしてひとりでも多くの人にお楽しみいただければ、幸いです。